外壁塗装にムラができる原因とは?対処法と放置するデメリット
外壁塗装のムラは外壁への保護機能が発揮されず、建物に大きな影響を及ぼす可能性があります。軽度のムラであれば問題ないですが、施工不良や職人の技術不足による明らかなムラは放置せず、すぐに業者へ塗り直しを依頼しましょう。この記事では、外壁塗装にムラができる原因や見つけた場合の対処法・放置することで生じるデメリットを解説します。
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外壁塗装にムラができる原因
外壁塗装にムラができる原因の多くは、施工不良や職人の技術力不足によるものです。熟練の職人でもミスをすることはありますが、明らかに見た目が悪い場合には、塗り直しが必要です。
下塗り・中塗り・上塗りの工程の中で、塗りムラや乾燥不足が生じている可能性があります。また、職人の知識不足によって、使用する塗料の相性が悪いことも考えられるでしょう。他にも、塗料によって希釈率や塗装回数・塗布量が決まっており、マニュアルどおりに施工していない場合にもムラが生じます。
最も注意が必要なのは、施工業者の手抜きによるムラです。先述したとおり、外壁塗装は3度塗るのが基本ですが、工程を省く悪質な業者も存在します。施工不良や職人の技術不足・悪質業者を判断するために、施工実績や口コミをホームページで確認し、依頼する前に複数の業者を比較しながら検討しましょう。
外装塗装のムラを見つけた場合の対処法
外壁塗装のムラを見つけた場合の対処法は以下の3つです。
- ムラの程度を確認する
- 足場を解体する前に塗り直しを依頼する
- トラブルになる前に第三者機関を通す
それぞれの対処法を解説します。
ムラの程度を確認する
まず、ムラの状態を確認しましょう。建物全体をチェックし、遠くから眺めてもわかるムラは塗り直しを依頼します。明らかなムラは外壁塗装の防水機能や保護機能が発揮できていないかもしれません。
しかし、建物の光加減による軽度のムラは熟練の職人であっても生じるため、業者に塗り直しを依頼しても対応してくれないことが多いでしょう。軽度のムラあれば外壁塗装の機能を十分発揮してくれるため、心配いりません。
足場を解体する前に塗り直しを依頼する
明らかなムラを発見した場合には、足場を解体する前に業者へ相談してください。足場を解体してしまうと塗り直しに応じてくれない可能性があります。また、塗り直ししてくれる場合でも、再度足場を組み立てなければならないため、別途費用がかかる可能性があります。工期が伸びるため近隣トラブルに発展する可能性もありますので、なるべく早く業者へ塗り直しを依頼することが重要です。
トラブルになる前に第三者機関を通す
明らかなムラがある場合でも、業者が塗り直しに応じてくれない場合には、早めに第三者機関へ相談しましょう。連絡が取れなくなるケースもあるため、悪質な業者だと判断したら、すぐに公共財団法人や弁護士会などへの相談をおすすめします。
外壁塗装のムラを放置することによるデメリット
外壁塗装のムラを放置してしまうと、建物に水が侵入してしまうのが大きなデメリットです。水濡れすると、建物の構造体が腐食してしまい、住めなくなったり大規模リフォームが必要になったりします。
また、一般的な外壁塗装の耐用年数は使用する塗料や立地条件などによって異なりますが、おおよそ10~20年ほどです。しかし、明らかなムラが生じている場合には、耐用年数が大幅に短くなってしまうかもしれません。外壁にムラを見つけたら放置せず、すぐに塗り直しを依頼してください。
ムラを見つけたら早めに業者へ相談しましょう
ムラを放置してしまうと建物に重大な影響が起きるため、見つけたら早めに業者へ相談することが大切です。外壁塗装のムラは軽度なものであれば、熟練の職人でも起こりえます。しかし、遠くから見ても明らかにムラがある場合には、外壁塗装の機能を発揮できないこともあるため、すぐに塗り直しを依頼しましょう。業者を選ぶ際は、複数の業者を比較し、施工実績や口コミを確認するのがおすすめです。
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